「宝くじは買わないと当たらない」に隠された意味
「宝くじは買わないと当たらない」
これは格言ではないけれど、よく聞く話だ。しかしあなたは、この言葉の隠された『人生の教え』について、真面目に考えたことはあるだろうか?
実はこの言葉には、成功するための、何かの分野で成果を残し、目標を達成するための唯一の答えが隠されている。
「買わないと当選しないのは当たり前だろ」で終わらすのは実にもったいないのだ。
例えば、あなたはこんな悩みを持っていないだろうか?
- 勉強しているのに結果につながらない
- どれだけセミナーや講座に通っても収入が増えない
- 成功法則は山ほど学んできたのに1円も収入が増えない
- 知識はたくさんつけたのに活かし方が分からない
もし一つでも当てはまるとしたら、解決は一つだ。それが「宝くじは買わないと当たらない」に隠された真実である。
その答えとはつまり、
「行動することでしか何も変わらない」
という事実である。
これもまた、起業家や自己啓発好きの人なら腐るほど聞いてきたかもしれない。では、なぜ世の中はこんなにも、成功したいのにできない人で溢れているのか?
答えはもう言うまでもないが何度でも繰り返そう。
行動していないからである。
大切なのは努力や勉強ではない。目的を達成するために行動することなんだ。そのためにセミナーへ行くべきというのなら、それは間違っていない。(ただし、セミナーも勉強であって成功に繋がるわけではない)
分かりやすい例がある。
エジソンはなぜ電球を発明することができ、成功できたのか?
それは並外れた知識と才能があったから?
おそらく違う。なぜなら、エジソンは発明に1万回失敗しているのだ。つまり、天才的頭脳を駆使して、並外れたひらめきを得たから電球を発明できたわけではない。
漫画でよくあるように「ポン」っと電球が頭の上に出てきたわけではないのだ。
そうではなく、成功した一番の原因をあげるなら、間違いなく1万回チャレンジしたからだろう。
そしてエジソン本人こう語っている。
失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ
そう、1万回の失敗を失敗と思っていないのだ。
そして僕はこれをこう解釈したい。
「1万回行動したから成功した」と。
宝くじ当選の確率がどれだけ低いか計算する意味はない。
ただ一つ、僕たちにとって確かな事実であり知っておくべきことは、「買わないと当たらない」ということだけだ。
つまり、行動しないと何も起きない。逆に行動すれば何かが起きる。そして、成功に向かって行動し続ければ、いつか成功する。
以上だ。そして本当に失敗したと言えるのは、諦めたときだ。諦めてしまえば、もう達成する確率は正真正銘の0パーセントなのだから。
だからもし、あなたも達成したい目標があるのなら、考えるよりも行動しよう。効率なんて考えている暇があれば動き続けよう。それが成功するために唯一の方法である。
それではまた。
時間を確実に作り出す方法
「時間がない」と絶望するあなたへ
時間は作るものだという格言を聞いたことがあるだろう。僕もまさにその通りだと思うのだが、それがなかなかできないから困っていた。
「今日はブログを1記事書く!」と決めても、日中にダラダラしてしまったり、他の予定が思いのほか延びてしまったり、挙句の果てには当初やる予定のなかったことを、そのとき思いついたから追加してしまうシマツ。
また今日もダメだった。。。
そう何度思ったか分からない。でも時間を作り出すことって実はカンタン。そのことに気づいてからは「時間がない」「忙しい」というのは言い訳だと思えるようになった。
といことで今日は『時間を確実に作り出す方法』について解説していくよ。
そもそもなぜ時間がなくなるのか?
それはもちろん、やりたいこと以外のことで時間を使っているからだ。
つまり、他のことを優先しているからである。
「時間を作ろう」と思ったときにやってしまいがちなのは、
- 今行っている作業を1時間で終わらせよう
- 予定どおりできれば夕方に2時間空きがでるはず
- 「さて今から本気出すか・・・」と言いながらテレビの電源を押す
という失敗パターン。
実はこれ、あなたが悪いわけではないのである。
人間の意志は死ぬほど弱い
というのも人間の意志は死ぬほど弱い。僕はもちろんあなたも、あなたの友達も、子どもも大人も、社長も一流アスリートも同じ。今までの人生で「今日これをやろう」と決めて100%実行できた人は少ないはずだ。
「いやいや、社長やアスリートはそれができたから成功しているんでしょ」
と思ったかもしれない。確かにそれも正解。そういう人たちは人より意志が強めなのかもしれない。けれども成功できた要因は別のところにある。
やらなければならない環境を作る
時間をつくってやりたいことを実行する方法。
その答えは「環境を作ること」だ。
繰り返すが、人の意志は死ぬほど弱い。サッカー選手だって、一日中自宅のリビングにいたならサッカーをしないはずだ。しかし、毎日練習する時間が決まっていて、あなたを待っている仲間と監督とスタッフがいて、試合で結果を出さなければいけない契約があるから面倒でもサッカーをする。
これと同じで、今日は1時間勉強をすると決めたなら、やらざるをえない環境を作ることがおすすめだ。
カレンダーに書き込む
確実なのは、その日の予定としてカレンダーに書き込んでしまうこと。開始時間、終了時間まできっちりとね。その時間は「それしかできない環境」を整えてしまうのだ。すると他の予定は絶対に入れることができないし、もうやるしかない。
つまり、「18時から19時までは勉強」と決めたなら、ぞの時間帯の最優先事項にすること。今すぐカレンダーに書き込み、友達からの誘いは断り、テレビのないカフェなどへ行って、携帯の電源を切る。
そこまで環境を作ってしまうと、人は嫌でも決めたことをやるのだ。決して「気合いでやる!」なんて自分の意志力頼みにしてはいけない。
つまり、優先順位をどこに置くかなんだ。決めたことができないというのは、その優先順位を上げることができなかったということ。それなら解決策はカンタンで、当初の予定を最優先事項として扱ってあげればよい。
他にも、人に宣言するとか、人と一緒に行うとか、できなかったら家族に罰金を払うとか、色んな環境の作り方はあるけれど、どれも環境を作るだけで面倒なことばかり。
だから僕は「カレンダーに書き込む」ことが一番確実だと思っている。だってスケジュール表に予定として組み込んだことはやるでしょ?
これが意外に誰もやってないんだな。どんな予定も全てカレンダーに書き込むのは僕の尊敬する経営者が言っていたのだから間違いない。ぜひやってみてほしい。
今日は以上。最後まで読んでいただきありがとうございました。
○○を持つだけで成功する
成功するには何が必要だろうか?物理的に欠かせないものは「行動」だろう。そりゃそうだ。朝は朝食を「作る」か「お店に行く」という行動もなしに、朝食が出てくることはない。同じように、どんなアイデアも実際に行動しなければ実現するはずないのだ。
というわけで今日は『○○を持つだけで成功する』というテーマについて書こうと思う。
言うまでもなく、成功する経営者は誰よりも行動している。10個中9個のアイデアは失敗しながら、1個を成功させて大きな利益を生み出しているのだ。
つまりよく言われる話だが、失敗することは問題ではない。失敗を恐れて行動しないことが失敗なのだ。言い換えれば、成功するには行動し続ければいいだけなのだ。
ただ、ことは単純だけれど思ったより簡単ではない。なぜなら、ほぼ全ての人は成功したいと願いつつも行動することができない。原因はもちろん、失敗への恐怖があるからである。
しかしサラリーマンを辞め、フリーランスとして稼いできた僕なりに気づいたことがある。それは良くも悪くも、失敗への恐怖はなくならないという事実である。失敗の恐怖をものともしない精神力がある人ほど成功しやすいことは紛れもない事実なのだ。
けれども、あなたの行動を後押ししてくれる強力な武器が一つある。ある意味、恐怖や痛みに耐える精神力より大切なものだ。誇張なしに、これを持っているだけずば抜けた成果を出せるだろう。
それは何かというと、自信である。
全ては自信が解決してくれるのだ。自信さえあれば、行動すること、ひいては成功することは本当に容易い。ただ目標に向かって動いけばいいのだから。
例えば、僕が仕事にしているライティングは日本人なら誰でもできる。レベルに個人差はあっても、日本語を書くことができれば仕事は成立するからだ。あまり知られていないが、本気でやればライティングだけで生活していくことは難しくない。
よくあるパソコン1台あれば好きな時間に好きな場所で働ける、というやつだ。サラリーマンにとっては夢物語で「絶対、詐欺だろ」と思ってしまう話だが、実際に僕はフリーランスになって1年も経たずにそれを実現している。
それはなぜできたか?答えは自信を持っていたからである。
ちなみに文章力に自信があったわけではない。僕が自信を持っていたのは、日本人として生きてきたから文章を普通に書けるという自信である。これもウソみたいな話かもしれないが、ライターとして生活するにはそれだけの自信でまずは充分。あとは実践しながらスキルを磨いていけば単価が上がり、裕福になっていくだけなのである。
このように新しいことに挑戦するハードルは予想よるはるかに低い。このことを覚えておいてほしい。
しかし人によっては
「私にライターなんてムリ」
「文章を書くのが苦手だから」
といって最初から選択肢に含めることをやめてしまう。挑戦すらせずに無理だと決めつけているのだ。ここに文章力が関係あるだろうか?明らかに無いと思う。
ここからが本題。そして今回伝えたいことのキモである。
大切なのは順番を間違えないこと。
どういうことかというと、行動したりスキルをつけるから自信がつくのではない。
自信があるから行動できるのだ。
もちろん行動した結果、自信がつくというのも確か。しかし、理論上はそうでもそれではまず行動できないから困っているはずだ。だから成功するためにはやることは、まず自信をむりやり持つことである。
とはいえ、全くできもしないことに自信を持つのは難しい。そこで、過去の自分の経験から自信の根拠となる材料を必死に集めるのだ。
ライティングであれば
- 20年以上日本語を使い続けている
- 国語の基本はある程度分かっているはず
- 昔、先生に作文を褒められたことあったな
- そういえば仕事の日報で毎日文章書いてるわ
のように材料は意外に見つかるはず。そしてこの程度の材料があれば、単価は安めでもライティングの仕事はいくらでもあるのだ。
「でもこの理屈が通用するのはライティングだけじゃない?」と思ったかもしれない。しかしこの考え方は何の分野にも応用できる。
例えば、フリーランスでプログラミングの仕事をしたいと思ったとき。さすがにプログラミングの知識ゼロで仕事を取ることは難しいだろう。でも、お金に少し余裕がある人は1ヶ月間スクールに通えばいい。お金が苦しい人は本一冊買って、ひとまず基本を勉強してみればいい。
中学レベルの国語ができればライティングの仕事はできるように。実はプログラミングも基本を押さえれば、超基本的なプログラムを書いたり、保守・運用のように出来上がったシステムを管理する仕事もある。
もの凄いプラグラムは全然書けなくても、1ヶ月学んだだけでできる仕事はあるのだ。ここで注目して欲しいのは、「プログラム関係の仕事ができる」という自信を持つ根拠が生まれたことに気づいただろうか。
何かを未知の分野を始めるときに最低限身に着けるべきことは意外に少ない。その事実を知って自信を持てる材料集めをする。そして行動。
これが行動への簡単なプロセスだ。
まとめると、
・成功するためには行動が必要
・行動するには小さな自信が必要
・少しでもできることを「人と比べずに」書き出す
・大抵のことは1ヶ月勉強すれば一歩踏み出せるレベルになる
→つまり自信を持っていい
大切なポイントは「人と比べないこと」である。結局、人と比べてしまうから自信を持てないのだ。人と比べることをやめたとき、自分ができることは思った以上に多いことに気づくだろう。だからまずは、この考え方で自分の能力を書き出すことから始めてみてほしい。
不安や恐怖に支配されてしまい、今できることすらやらない人は多い。でもあなたができること、自信を持てることは必ずあるはずだ。
自信を持つ→行動する→自信を持つor自信がつく→行動する
実は成功するまで、この積み重ねを続けるだけ。やりたいことがある人は、ぜひ諦めずにまず小さな自信をつけてほしい。そうすれば少しずつ道は開けることを約束しよう。
では今日はこのへんで。
なお坊
結婚したら嫁が化粧をしなくなる理由
兄の結婚式に妻と出席。
親族や兄の友人と挨拶をかわしたが、今回はそのときに感じた違和感の話である。それは世の中の夫婦のあり方について出来事だった・・・
「素敵な奥さんですね」と言われるから・・・
「ありがとうございます。本当そうなんですよ(^^)」と即答する僕。
すると多くの人が、「お、おう・・・」とか「自分で言うんかい」みたいな表情をする件について。いつも違和感を覚えるのは僕だけ?
まず社交辞令ならいりません(^^)気持ちはありがたいけど大丈夫です。でも本命はたぶん、「ふつうは謙虚になるところでしょ」ということだろう。
しかしーし!それは間違っている。どんな意見もあってもいいと思う派だけど、それだけは違うと言い切れる。
なぜなら人は誰もが褒められたいし、認められたいものだから。事実、その場にいた女性の一人が「うちの旦那からも一言でいいからその言葉がほしいわ」と本気のトーンで語っていたので強く印象に残っている。
また『理想の有名人夫婦』ランキング2018で3位にランクインした藤井隆さんは、妻の乙葉さんに「家事をしてくれてありがとう」と必ず声をかけるそうだ。
褒められたい。ありがとうの一言が欲しい。当然だ。人間だもの。
ちなみに、パートナーを褒めない方たちは決まってこう続ける。
「そう言えるのは最初だけだよ(笑)」
「これから大変なことも多いからね」と。
老婆心か知らんけど余計なお世話だ(笑)。大変かどうかはこれから自分で判断するのでそれも大丈夫です(^^)
このやり取りから感じたのは結婚したとたん、「奥さんの見た目や性格が変わってしまった」とよく聞くけど、それが本当なら原因の一つは ” 褒めないこと ” である気がしてならない。
みなさん付き合う前はあの手この手で褒めてあげるのに、結婚するとピタッとやめてしまい、妻の自己肯定感を上げようとしないからだと思うんだ。
なのでパートナーを褒めない方たちは、今すぐ妻、夫を褒めてあげてほしいと思う。
一日一言でいいから相手を褒める。
それだけで少しでも夫婦円満にいられるなら何度でも言うべきではないだろうか。
今さら恥ずかしい?いやいや、できますって。一銭もかからないし。
もちろん褒めるときは言葉だけではなく心から。シンプルにそのほうが楽しいでしょう。
今日はこんなところで。
人に本気で好かれたいなら○○思考を徹底せよ
結婚しました。
・・・私の兄が。
言うまでもなくめでたいことだね。そしてちょっとした安堵感もあった。
なぜかというと、、、
僕のほうが先に結婚したからだ。ちなみに僕は三男で兄二人は今日まで未婚だった。だからこれで三分の二が片付いたわけなので、父と母もちょっぴり安堵かな?いやでも、肝心の長男がまだなんだよね。
つまり結婚する順序が完全に逆転しているのだが、こればかりは仕方ない。僕にはどうすることもできない。がんばれ長男。
で、今回のテーマは
『人に本気で好かれたいなら○○思考を徹底せよ』
誰もが人に好かれたい!あるいは嫌われたくない・・・と思っているはず。しかし好かれるどころか相手をイラッとさせていることは少なくない。
なんでこんな話をするのかというと、結婚式で「イラッ」としたからなんだ。理由はゲストに対しての配慮があまりにも欠けていたから。
いや、めでたいよ。めちゃくちゃね。結婚したという事実は本当に嬉しいし、心の底から祝福したよ。遠慮なく幸せになってくれ次男よ。
ただね、普通の「優しい」をはるかに超越してめったに怒ることのない僕も今回の結婚式にはイライラを越えて”怒り”さえ覚えた。
それは、新郎新婦の友人たちはもちろん僕たち家族に対しても配慮があまりにも無かったからだ。とくにお年寄りに優しくなかったのは許すまじ。
僕たちは若いからいい。どんな体力勝負でも望むところだし、お手伝いだってなんだってする。でも実家から出てくるおじいちゃんとおばあちゃんにとって、あまりに優しくない結婚式の進行だった。
段取りの悪さ・つめすぎの内容・事前のお知らせ不足、そして・・・・年寄りつぶしの長すぎる移動距離。
まずタイムスケジュールどうなっとるねん。結婚式から披露宴までの流れがぐだぐだ&受付のやっつけ仕事感がはんぱではなかった。三男の僕はご祝儀をまとめて預かって、会場の金庫に預ける役目を授かっていたのだが、金庫に行く暇もなく披露宴が始まるという鬼スケジュール。
そして内容がとにかくいっぱいいっぱいだった。中座が長すぎて最後はスタッフ含め時間を巻こうとしている様子がビンビン伝わってきた。果たして進行が上手くいっているのか?とゲストのこちらがハラハラしたわ。
また事前のお知らせをもっと入念にしてほしかった。詳しく話すと長くなるので割愛するけど、ご祝儀集めの話もそうだし遠方から来てくれた人へお車代を渡す手筈とか、前日に話したとおりに進んだことは一つもなかった。
でも!でもここまではいい。初めてのことだからこういう不足の事態もあるだろう。それも一興。許せないのは最後のお年寄りに優しくなかったところである。
ともに90歳超えのおじいちゃんおばあちゃんを招待しておきながら、車いすの手配や移動距離が長いことの報告、食事への配慮(肉や野菜を細切れにするなど)、お世話係を誰にするかの連絡、そういった気づかいが皆無だった。
移動距離が長すぎて「ゼエゼエ・・・」と呼吸が乱れるおばあちゃんを見て泣きそうなったわ。後半に車いすを用意してもらったけどかわいそうにおばあちゃん・・・
挙句の果てに、披露宴が終わって新郎新婦が出口で待ち伏せしてみんなにプチプレゼントを渡しながら見送る定番の流れとなったとき。おばあちゃんが「疲れたわ。トイレ行って着替えたい」と本音を漏らしたので、だらだらと一向に進まないゲストの列に見送りを受けることは諦め離脱。車いすを押してトイレへ直行した。
仏と言われる僕がキレたのはそのあとだ。そのままおじいちゃんおばあちゃんの着替えに付き合ったあと、新郎新婦のもとへ戻ると「どこ行ってんの?」といった不満そうな態度でクレームを受けた。しかも新郎と我が母の両方からダブルパンチ。
ぶちっ
僕の中で何かが切れた音がしたね。一日を通して、新郎(我が兄)は幸せそうだったし新婦はキレイに仕上げていて微笑ましかった。ただ、ゲストへの配慮が圧倒的に欠けていたので結論でいうと残念な結婚式だった。
でもこれで終わっては、コピーライター・マーケターとして学びがない。今回の兄の結婚式で欠けていたのは何だろうか?
それは
マーケットイン思考!
これに尽きると思うのだ。
マーケットインとはマーケティング用語なんだけど、反対の言葉がプロダクトアウトね。
以下、コトバンクより抜粋
マーケットイン
→商品の企画開発や生産において消費者のニーズを重視する方法
プロダクトアウト
→製品ありきの販売戦略。マーケットのニーズよりも製品のスペックを上げることに注力し、「モノがあるから売る」といった発想。
もう少しかみ砕くと、マーケットインは相手のためになる商品・サービスを提供すること。
プロダクトアウトは「これいいっしょ!」みたいなノリで自分たちの主観でやりたいように商品・サービスをつくり、提供することだ。当たることもあるけど大外れも多いギャンブル的な思考のことである。
もうお分かりだと思うが、今回の結婚式は間違いなくプロダクトアウトだった。本当に全てを楽しめたのは新郎新婦だけだろう。ゲストは置いてけぼり。おじいちゃんおばあちゃんは僕の結婚式のときとは比べるまでもなく疲れていた。
まあ正直、兄だけでなく今まで招待された結婚式の多くがプロダクトアウトだった。新郎新婦の特別な日だから好きにすればいいといえばそうなんだけど・・・
ただ、みんなからご祝儀もらうわけだし、自分たちが結婚式代払って苦労して準備してるんだからいいじゃん!ってのは違うと思うんだよね。ゲストが楽しくなければせっかくの幸せな雰囲気も共感半分なわけで。
だから結婚式のように「自分たちのもの!」と考えがちなものでも、他人が関わるなら”必ず”みんなが楽しく良い思いをできるように配慮することは欠かせない。
そしてマーケットイン思考で考えてみれば課題もたくさん見つかるだろうし、「どうすれば参加する人全員が快適に楽しめるのか?」というアイデアも湧いてくるはずなんだ。
それは僕も含めて忘れがちなこと、見落としがちなことだから自戒を込めて記事にさせていただいた次第。何にしろ兄よおめでとう!
それでは今日はこのへんで!
”これ”が嫌なら公務員にやめたほうがいい!
どうも、なお坊です!
今日は元公務員という経験から、
『公務員に向いている人、向いていない人』について書きますね。
僕はもともと国家公務員として、数年前まで霞が関で働いていました。
理系で大学院まで行った僕が、なぜゴリゴリの文系&法律をなりわいとする公務員になろうと思ったのか。
その理由はだいたい想像できますよね?
「安定が最強」
だと思ったからに他なりません。
「え?国を変えてやるぜとかないの?」と意識高い系を想像したあなた。残念ながら、公務員になっても国は変えられません。
昔の同級生からもそんな期待の声をもらいましたが、みなさん一般的な公務員について大きな誤解をしています。
もし国レベル何かを変えたいのならば、
総理大臣とか、ビルゲイツのような国ひいては世界の経済に影響を与える人になるのが正しい判断です。少なくとも義務教育の延長のような公務員試験を受けてなれる「いち公務員」にそんな影響力はありません!
で、話を戻すと法律とか1文字も興味なかった僕が、そこそこ死ぬ気で勉強して公務員になったわけですが、2年ちょっとで退職してしまいました。
それはなぜなのか?
そのあたりも踏まえつつ、これから公務員という職業を目指す人、まだ迷っている人に向けて、公務員の適性について考察してみようと思います。
公務員とは圧倒的な建て前と縦の社会
公務員といえば建前と縦社会です。
僕が毎日働くことが嫌になった最大の理由でもありますが、優しく言えば公務員は「建前」と「上下関係」をとても大切にします。
悪く言えば、一生「自分を押し殺した」職業人生を歩むことになる可能性が高いです。
もちろん社会で生きるうえで、ある程度の建前も先輩への敬意も必要なのはわかります。
そういったものを無視して全員が本音トーク全開な世の中なら、組織なんてすぐに崩壊しますからね。人間関係とかあったもんじゃない。
だけど、公務員はその全てが建て前じゃないかというくらいに建て前重視。
本音を吐いたら負けぐらいの勢いです。
そして上下関係は徹底されています。相手が上司だろうと大臣だろうと意見をゴリゴリ押し通すタイプの人は向いていない。優秀すぎる人を除いて。
基本的に先輩の意見は「絶対」です。
というのも、入社当初から僕を気にかけてくれていた先輩がいました。その人には日ごろの不満などをある程度話していました。ですが最後には必ずこう言われます。
先輩
「気持ちは分かるけど、その話はここだけにしておきな。特に君はまだ若くて新人だからね。」
僕
「はぁ、、、わかりました」
先輩、僕はウソをつきました。全然わかりません。。。
なぜなら僕の言っていることが正しいか正しくないかは問題ではなく、先輩に対して意見を言うことそのものがNGという意味にしか取れなかったからですす、、、
(今思えば自分に歯向かわないための牽制球だったのかも)
結局は最初の1年間、イヤな上司に散々苦しめられるのを耐えるだけの日々でした。
まあこんなのは縦社会でよくある話ですが「圧倒的建前」という暗黙のルールは同期の間でも適用されます。
若手オンリーの飲み会では、「近況報告」という名の職場では話せない愚痴、ストレス、恨みつらみを吐き出す目的が強いと思います。
僕の同期は例外にもれず、それぞれ色んな悩みを抱えているのは明らかでした。しかし、、、濁す、、、言葉を濁しまくる。
決して、人の評判や今の環境に対して否定的な言葉、人の評価を下げるようなことは言いません。せいぜい「あの人は面白い」「不思議な人」くらいの表現に留めます。
(顏には不満の色がモロに出てました(^^))
陰口を言うのは僕も嫌いですが、一方でいったんその場だけでも本音を吐き出す、自分の気持ちを表現することはとても大切だと思っているので残念。
若手にしてその社畜魂は見上げたものですが、僕は「何やねんコイツら」と思いながらハイボールをがぶがぶと飲んでいました。
もう誰からも本音らしい本音なんて聞いた覚えが、、、いや、ありました。
そんな言葉を漏らしたのは僕より先に退職した同期だけでしたね。
確かに同期とはいえ付き合いが浅いのは事実。馴れ馴れしく話すのは正直疲れるし、先輩の悪口を言ったことで変な噂を広められたら、、、とか思うのかもしれません。
ですが、あまりにも建前でしか接しない環境で過ごすと、じょじょに人を信じられなくなります。言葉に本音ならではの”熱さ”のようなものを感じないので、話を聞く側もどこか流し気味。だから僕は建前しか言わない会話は苦笑いで早めに終わらせるスキルを身につけました。
そんな日々が積もりに積もり、色んな感情をこめて「あ~つまんねー」という一言を繰り返すようになり、僕は生きてる実感や刺激を求めて退職に至ったわけです。
仕事内容に面白さを求めてはいけない
これです。本当にこれ。
公務員の仕事は、もともと面白いそうには見えませんが、経験した今「120%面白くない仕事」に分類されると確信しています。
※ちなみに僕が働いていた一般的な事務職の場合です。外交官とか特殊な業種はもっと面白いのかもしれません。
入った初日から退職するまで、面白かった仕事は一つもありませんでしたよ。まだ若手ゆえに雑用多めというのもありましたが、面白くなさで言えば工場のライン作業アルバイトの時代と大差ないです。
僕が経験したのは総務課と人事課。新人はあらゆる部署に配置されますが、まずはそこの総務的な仕事になります。これは事務職採用なら普通のことかもしれません。
そして管理職くらいになると、部下から上がってきた書類にハンコを押す仕事が増えてくる様子も間近で見ることができたので、それはそれで既に面白くない未来が見えていたわけです。雑用も容赦なくつまらないことは言うまでもありません。
同期を集めて「どれだけ自分の業務が面白くないか」をプレゼンしようと思ったほど。
もちろん先輩方も、そんな新人時代を乗り越えたうえで今の地位にいます。
その続ける精神は素晴らしいことだと思いますが、気づけばどんなつまらない仕事も「とりあえず3年」という思考停止気味な理論を語り、人生の本質と言わんばかりにドヤ顔をするつまらない先輩になるわけです。
かなり偉い地位に上り詰めた官僚の方からは「どんな仕事も自分次第で面白くなる」という貴重な教えをいただきました。これはこれで一つの本質だと思うので今でも大切にしている心構えです。
しかし今思い出しても、あなた達にお茶を出し、出勤簿を代わりに押して、どんなに忙しくても要請があれば駆けつけ、送迎の車を手配するような作業は全く面白くありませんでしたよ。
そんな官僚たちの顔色をうかがい、つまらない表情で働きながらとりあえず3年を超えて昇進を果たした先輩たちが得たものは、新人よりも少し広めの机ぐらいでしょうか。
『職場の先輩がその会社での自分の未来』と、ある起業家の方に教わってからは、1秒でも早く辞めたい気持ちが抑えきれなくなり、退職の仕方をグーグルで検索するのに時間はかからなかったです。
デキる人も頑張る人も旨みは少ない
「公務員もだんだん評価制度が整ってきて実力重視になってきている」
新人の歓迎会で若手の先輩からそう言われました。何が根拠だったのか、その予兆は微塵も感じませんでしたけど(笑
半期ごとの評価がボーナスに反映される制度はありますが、大した差ではないです。また、相当にデキる人がぐんぐん昇進しているかというと、ほとんどそんなことはありません。
何といっても1種と2種(現在は総合職と一般職)の壁はまだまだベルリン並に分厚い。2種の人がどんなに優秀で仕事に全てを捧げても、1種で実務能力が低く早々に出世ルートから外れた人より下の立場で終わることがほとんど、という現実。
僕が見る限り優秀な2種の人は、少なくとも自分を守るために仕事が降ってこないよう必死な職員たちの3倍は仕事量をこなしていました。もちろん彼らとほぼ同じ給料で。
それを見ていた僕は「この人かっけー!でも・・・なりなくはないな」という正直な感想を持ちました。
あるとき、僕の2つ目の部署である人事課の”デキる先輩”はこう言いました。
「デキるやつはずっと忙しい。デキないやつはヒマで周りからできないレッテルを貼られたポジションに飛ばされる。その2択しかない」と。
そのあたり民間企業の場合はもう少し、給料や昇進に反映させて納得感も得られるかもしれません(まあ色々な会社があるでしょうが)。しかし公務員の凝り固まった体制では上記のような人生レベルで迷う究極の2択となります。
そんな体制がある意味、安定と秩序をもたらしているのかもしれませんね。でも僕は「このまま職業人生を終えるのは御免だ」との強い思いしか芽生えませんでした。
この環境で能力を発揮して頑張れる先輩は尊敬しますけど「もっと輝ける場所がおありでは?」と問いたい。そう思いつつ、先輩の背中からは色々と学ばせていただきました。
公務員に向いている人、向いていない人
ざっと思いつくところだとこれくらいでしょうか。あんまり長くなるとつらいので、この辺りでいったんまとめます。
以上のような僕の主観MAXの見解ではありますが
『公務員に向いている人、向いていない人』をまとめると
向いている人
- 本音より建て前重視でかまわない。当たり障りなく生きていきたい
- 先輩=神のごとき上下関係でも「それが社会だ」と割り切れる
- 自分のペースで働いて、安定した給料があれば他に何も求めない
- 公務員として国に尽くしたいその一心に生きたい
向いていない人
- 本音でしか語りたくない人、先輩だろうと関係なく立ち向かう人
- 刺激が好き、向上心の塊みたいな人
- 実力、頑張りはしっかり評価されないとやってられない
- 上記「向いている人」に囲まれた環境は嫌な人
このような感じになります。公務員になりたい人、なろうか考え中の人は参考になれば幸いです。
誤解のないようにいうと、公務員として働き続ける人は普通に尊敬します。誰かがやらなきゃならない仕事ですから。なので「公務員に適応できなかったやつが何か言ってるw」くらいに捉えてもらってかまいません。
退職した側目線のためマイナス表現が多いことを差し引いて、理解してもらえたら嬉しいです。
最後になりますが、僕独自の見解による回答で良ければ質問も大歓迎!気軽にコミュニケーションを取っていきましょう。
それでは今日はこのへんで。
なお坊